vntkg英会話ブログ編集部
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人口500万人を越えるオーストラリア最大の州都・シドニー。ここは数多くの語学学校があり、アルバイト先も見つけやすいことから留学先として人気です。この記事では、シドニーの基本情報や人気の観光スポット・アクティビティ、治安、滞在方法、留学に必要なビザ、おすすめの語学学校などについて取り上げます。シドニーを留学先に考えている方、ぜひ参考にしてみて下さい。
シドニーの街は、世界三大美港のひとつに数えられるシドニー・ハーバーを中心に開けており、入江を行きかう白い船の姿が港を彩っています。
ハーバーブリッジの南側にはオペラハウスやロックスなどの観光地がある一方で、オフィス街が林立する商業の中心地でもあります。また、少し郊外に足を伸ばせば、世界遺産にも登録されたブルーマウンテンズなどの豊かな大自然も楽しめるでしょう。オーストラリア最大の都市であることから語学学校の数が多く、コースの種類も充実しています。
英語学習と合わせてサーフィンやダイビングのレッスン、バリスタ体験などを受けられるコースを用意している学校もあります。また、昼間にアルバイトをする学生向けに、夜間のコースが設けられている学校もあるので、自分の好みや生活に合わせた選択ができそうです。
1973年に完成し、世界文化遺産にも登録されているシドニーのシンボル的存在。105万6000枚もの白いタイルが張られた外観が印象的です。館内には劇場があり毎日のようにオペラ、コンサート、ミュージカルなどが開催されているほか、レストランやバーもあります。日本語での館内見学ガイドツアーがあるので、英語初心者も安心です。
ロックスは、1788年に英国からやってきたアーサー・フィリップ率いる移民団が初めて降り立った地域として有名です。開拓当時の面影を残す歴史的建造物が並び、ギャラリー、カフェ、レストラン、美術館などが楽しめるエリアです。
シドニー湾を挟んで南北に広がるハーバーブリッジ。そこに登るシドニー・ブリッジクライムというアクティビティでは、ブリッジ頂上から360度何も遮るもののないシティの絶景が望めます。ガイドが先導してくれるので安心です。美しい夜景が楽しめる、夜間のナイトクライムも催行されていますよ。要事前予約。
ブルー・マウンテンズはいくつもの滝や渓谷を有し、奇岩やユーカリの原生林など、手つかずの大自然が広がるシドニー近郊随一の景勝地です。世界自然遺産の登録でさらに注目を集めました。シドニーから車、観光バス、電車などで約2時間。中心地の有名な景勝地のほか、ブッシュウォーキングや世界最古の鍾乳洞・ジェノランケーブ見学など、さまざまな日帰りツアーがあります。
比較的治安のよいシドニーですが、観光客を狙ったスリや置き引き、ひったくりなど多く発生しており注意が必要です。歩道で地図やスマホを広げて場所を確認するなどの観光客っぽい行動で目を付けられやすくなるので、地図はなるべく事前確認して頭に入れておき、確認する場合も歩道脇でさっと済ませるなどして充分に気を付けてください。カフェやレストランでは、背もたれにバッグを置かず身体の脇に抱えるようにしておきましょう。夜の外出はなるべく避けて、出かける場合も人通りの多い場所を歩くようにしてください。夜の電車移動もおすすめできません。
以下で特に注意すべきエリアを紹介します。
初めてシドニーに訪れた観光客を狙うスリ、置き引きが多いので荷物には充分注意してください。特に会話に夢中になっている団体客などが狙われやすいようです。また、募金詐欺なども行われているようなので、話しかけてくる人には注意してください。
人混みに紛れて、スリ、ひったくりなどの犯罪が多発しています。バッグの口はしっかりとしめて貴重品をしまっておきましょう。財布をポケットに入れるのも厳禁です。
シドニー中心部にある繁華街。喧嘩や殺傷事件などのトラブルが多い上に、ドラッグの取引が行われている場所としても知られています。もし夜などに訪れる場合、表通り以外は歩かない方がよいでしょう。
ビーチでの置き引きが数多く発生しているので、泳いでいる間も荷物番が一人いるとよいでしょう。貴重品に限らず、着替えさえ盗まれるケースが報告されています。
シドニーは、オーストラリアの他の都市と比べても、家賃・物価ともに高めです。中心部は特に家賃が上昇しています。短期留学の場合、滞在形態は、ホームステイ、学生寮、シェアハウス、ユースホステルなどさまざまですが、一番安いのはシェアハウスです。
シェアハウスとは、オーストラリアでは一般的な居住形態で、ひとつの賃貸に複数人で住み、リビング、キッチン、バス、トイレ等のスペースを共同で利用し、家賃をシェアする仕組みです。またシドニーは人口が多いので、いろいろなシェアハウスがルームメイトを募集しています。場所や条件により値段はさまざまですが、週150AUDくらいからが目安です。シティの中心地に行くほど、家賃も高くなります。
学生寮は、いろんな国からの留学生が共同生活を送る場所なので異文化交流が図れます。語学学校が運営しているので、学校に比較的近いのがメリット。値段は個室か共用かなどによって大きく変わりますが、週250AUDくらいからが目安です。個室だと、倍位の値段の部屋も多いです。
ホームステイは、オーストラリアの一般家庭に入るので、現地の生活習慣や暮らしを肌で感じられます。食事も基本朝晩付いているので、オーストラリアの家庭料理を知るいい機会になるでしょう。値段は、エリアによって大きく変わりますが250AUDくらいからが目安です。
自分の性格や求めるものに合わせて滞在方法を選んでみてください。
留学目的でオーストラリアに入国する場合、ETA(観光)ビザ、学生ビザ、ワーキングホリデービザのいずれかが必要です。簡単にこの3つのビザについて解説します。基本的に、短期留学の場合、ETAビザか学生ビザを取得します。
3カ月以内の留学の場合は、ETA(観光)ビザで入国できます。オーストラリア政府運営のウェブサイト上で申請でき、システム利用料として20AUDかかります。ETA(観光)ビザでの入国の場合、就労は禁止されているので注意してください。
3カ月以上オーストラリアへ留学する場合、学生ビザが必要です。
学生ビザを取得するには、政府に認可された学校のコース(週25時間以上)に申し込み、正式な入学許可を得る必要があります。週20時間以下のアルバイトを認める労働許可が付与されるので、留学期間中に就労も体験できるのが大きなメリットです。
費用は560AUDで、オンライン上から申請できます。学生ビザ発行までは2週間ほどかかるので、余裕を持って申し込みましょう。在日オーストラリア大使館のサイトに詳しい説明があるので、こちらを見て準備を進めるとよいでしょう。
18歳~30歳の若年層が、休暇を主な目的として異文化体験をしながら、その間の資金を補うために、一定の就労を認めたのがワーキングホリデー制度です。滞在に必要な充分な資金(50万程度が目安)を有していることが条件です。
ワーキングホリデービザの有効期限は入国から1年間で、条件を満たせばあと1年延長が可能です。申請に440AUDかかります。
シドニー市街地からフェリーで約30分のビーチリゾート・マンリーの近くにある学校です。レベルに応じたクラス分けがなされ、少人数制で講師のケアが行き届いたアットホームな環境です。
しっかり英語を勉強できる一方で、英語+ダイビング、英語+サーフィンなどビーチリゾートならではのアクティビティを絡めたコースがあるのも魅力です。