目指せ海外就職!自己紹介・質問のポイントをおさえて英語面接を乗り切ろう!
vntkg英会話ブログ編集部2014 06.13 Fri
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海外の企業で働きたい」「外資系企業に転職したい」ーーそんな望みを叶えるために避けて通れないのが英語での面接です。
「英会話には自信あります」と高をくくっていてはいけません。たとえ母国語であっても、面接は難しいもの。きちんと準備、練習をしておかなければ乗り切ることはできません。
そこで今回は、英語での面接を成功させるためにおさえておきたい、想定される質問やそれに答えるための英語表現をご紹介します。
英語面接の3つの鉄則
目を見て話そう
欧米人は日本人よりもアイコンタクトをする傾向にあります。日本人同士では相手の目を見すぎるのは失礼に当たるのではと考えてしましますが、英語面接においてはきちんと相手の目を見て話すようにしましょう。
ポジティブな印象を与えよう
日本の面接のように、海外の面接においても欠点や失敗談を聞かれることは多々あります。
マイナス面を踏まえつつ、その反面どのようなプラス面があるか、またそれをどのように改善しようとしているかで回答を締めくくり、ポジティブな印象を持ってもらえるようにするのがポイントです。
多少の間違いがあっても話し続けよう
面接において完璧な英語を話そうとしすぎてはいけません。
多少の言い間違いや発音の間違いをその都度言い直していては、会話における流れを止めてしまいかねません。相手にきちんと伝わっていれば大丈夫。堂々と自信を持って話し続けましょう。
自己紹介でのポイントを抑える
Can you tell me about yourself?
「あなたのことを教えてください(自己紹介してください)」
こちらは面接における最も基本的な質問ですね。
どの面接先でも聞かれることなので、1~2分で話せるようあらかじめまとめておきましょう。暗記しておけばどこでも使えます。ただし、プライベートな自己紹介とは違い、あくまでビジネス的、面接向きのポイントをおさえておくことが重要です。ここでは、面接時の自己紹介例を挙げます。
job history(職歴)
I have been working for ABC Systems as a system engineer for 3 years. Before that, I worked for ABC Software for 5 years as a programmer.
「私は今、ABCシステムでシステムエンジニアとして3年間働いています。その前はABCソフトウェアでプログラマーとして5年間働いていました」
professional achievements(仕事における功績)
I belonged to the development team which developed the last year’s biggest-selling software in the telecom industry.
「私は、昨年通信業界で最も売れたソフトウェアを開発した開発チームに所属していました」
reason for applying for the job(志望動機)
I often use your company's products for my work. That is why I am interested in your company and now I’d like to develop new products as a member of the company.
「私は、仕事で御社の製品をよく利用しています。それが御社に興味を持った理由であり、御社の一員として新製品を開発したいと思っています」
professional goals(仕事における目標)
I know that your company plans to expand its global share. So I hope to develop products not only for the local market but for the international market as well.
「御社が国外シェアを拡大させようとしていることを存じています。ですから国内市場だけでなく、国際的な市場でも通用する製品を開発したいと望んでいます」
applicable skill(業務に対してふさわしいスキル)
I was in charge of a project with foreign companies at my previous job, so I have good understanding of international business.
「以前の仕事で海外企業とのプロジェクトの責任者だったので、国際ビジネスをよく理解しています」
面接でよく聞かれる10の質問
実際、面接ではどんなことを質問されるのでしょうか。あらかじめ想定しておけば本番でも堂々と答えられますよね。
言葉は違えど、多くは前述した自己紹介に関するポイントからの派生です。自己紹介をきちんとできるようにしておけば、パターンを変えることで多くの質問に対応できます。
- Why do you want to leave your current job?
「なぜ、現在の職を退職しようと思ったのですか?」 - Tell me what you know about this company.
「弊社について知っていることを教えてください」 - What are your plans in the next 5 years?
「5年後のプランは何ですか?」 - Are you a leader or a follower?
「リーダータイプですか? それともついていくタイプですか?」 - What would you do if you don’t get this job?
「この仕事に就けない場合はどうしますか?」 - What is your short/long-term goal?
「短期的/長期的目標は何ですか?」 - What would you do for us?
「あなたが我が社に対してできることは何ですか?」 - What two or three things are most important to you in your job?
「仕事において最も大切と思うことを2、3個挙げてください」 - What sets you apart from other applicants?
「他の応募者と自分が違う点は何ですか?」 - Why do you want to work in this country?
「この国で働きたい理由は何ですか?」
最後の “Why do you want to work in this country?” (この国で働きたい理由は何ですか?)は、海外企業の面接ならではの質問です。その国に対する知識、経験を踏まえ、「なぜその国なのか?」をきちんと納得してもらえるようにしておきましょう。
ネガティブな質問にご注意
面接では “What are your weaknesses or flaws?”(あなたの弱点や欠点は何ですか?)など、ネガティブな質問をされることがありますが、 “I have no particular weakness”(弱点は特にありません)と答えるのは得策ではありません。
こうした質問においては「自分を客観的に見ることができるか」が問われています。返答が難しい質問ですが、コツは「欠点と併せてその改善策を提示する」こと。致命的な欠点ではなく、努力次第で何とかなる欠点を挙げ、さらにその克服のためにどのような努力をしていうかを理路整然と話すことができれば、マイナス評価にはなりません。
英語の敬語表現に注意
「英語には敬語表現がない」と言われることがありますが、これは誤解です。
厳密にいえば、英語には相手との距離感に応じた丁寧な表現が存在します。面接で、友人同士のようなフランクな表現をすると、相手に違和感を覚えさせてしまうリスクも。
フランクな表現を面接向きの丁寧な表現に言い換えてみましょう。
- はじめまして
Nice to meet you.→Pleased to meet you. - 私は〇〇です。
I ‘m 〇〇.→My name is 〇〇.(フルネーム) - ~したいです。
I want to ~.→I would like to~. - ありがとうございます。
Thanks.→I appreciate it. - もう一度言ってください。
Pardon?→Could you say that again? - わかりました。
OK.→Certainly.
何かを依頼する際には “Can you~” ではなく、より丁寧な “Could you~?” や “Would you~?” を使うようにしましょう。
その他、英語の敬語表現については「その英語、タメ口だけど大丈夫?英語の敬語・丁寧語表現を使いこなそう!」を参照してみてください。
おわりに
面接を成功させるコツは、準備を万全に整えることです。
自己紹介をしっかりとまとめ、質問内容を想定し、丁寧な言葉づかいを心がければ、難しいと思われる英語の質問もきっと乗り切れるはずです。みなさんのキャリアが世界に羽ばたくことを期待しています。
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