目次
World Beauties#003 はオーストラリアからお届け!
各国のミスたちに自分の国や文化の素晴らしさを教えてもらうWorld Beauties、
第3回目の今回はオーストラリアについて聞いていきたいと思います。
英語でもオーストラリアですが、スペルはAから始まるAustralia.
日本からの距離も意外と近く、カンガルーやコアラなど一度は会ってみたい動物の宝庫であるこの国。島国のようですが実は島のようにみえるのは世界6大陸の一つ、オーストラリア大陸。
大陸としては小規模なものの、大陸丸ごとがオーストラリアという一つの国に入っているだけあって、世界で6番目の国土面積を誇っています。一方で人口は世界50位以下。
広々とした国土が豊かな自然や動物を守っているんですね!
先住民族アボリジニをご存知の方も多いでしょうが、イギリス統治時代を経て今やすっかりミックスカルチャーの国。様々なバックグラウンドを持つ移民の人たちが集まって独特の文化を築き上げてきたようです。
それではオーストラリアのことを現地のBeautyに聞いてみましょう!
オーストラリアのワールドミス 大陸に舞い降りた女神レイチェル
今回オーストラリアを紹介してくれるのは、大陸に舞い降りた女神 レイチェル。
中国のミスコンで出会った彼女、お互いにダンスをやっていたこともあって意気投合し、去年ドイツで行われた大会「Miss WM」ではルームメートとして再会しました。
話題豊富でいつでも盛り上げ役の彼女、今回もたくさんのことを教えてくれました。
オーストラリアは私も行ったことがないので興味津々です。
一緒にオーストラリアの事、教えてもらいましょう!
“I started modeling at the age of 15 when I received a photo shoot for a magazine in Australia.
From that moment I realised how much I enjoyed it so I joined a local modeling agency.
In 2010 I entered Miss Universe Australia and made it to the position in the national finals where I represented my state, New South Wales.
Although I did not win, this moment encouraged me to enter into more beauty pageants.”
In 2011 I went to the beauty pageant in China called Miss Model of the World where I was Miss Australia and won the prize.
I continued to participate in beauty pageants and in 2012 visited China for a second time in the Miss Oriental Tourism beauty pageant in Guangyuan city.
In 2012 I moved to London to model and travel.
In June I was accepted to participate in Miss Tourism planet in Greece where I was placed 4th and in September at Miss Peace international in North Cyprus where I won a top 8 award. In 2013 I entered the Miss Earth Australia competition and made it to the national final and placed 3rd.
After a few months off beauty pageants I was again accepted to represent Australia at the Miss World Cup competition in Rust, Germany where I made the top 8.
Out of all of my modeling career, beauty pageants have been the most enjoyable mainly due to the friends I have made.
Currently I am a model and am also studying Journalism full time at University in Brisbane. I model through the week in my free time outside of my studies.
“I totally agree that international beauty pageants are so special and precious experiences in the meaning that we can meet girls from all over the world and become friends!!
And that was how we could meet.. I think pageants are great to know the world!”
- 【和訳】
ななみ:レイチェル、今回はレイチェルのことやオーストラリアのことを聞く機会が持てて嬉しいです!
まずはレイチェル自身のことを教えてもらってもいいですか?レイチェル:15歳の時に雑誌の撮影に参加したことをきっかけにその楽しさを知り、地元のモデル事務所に入りました。
2010年にミスユニバースオーストラリアに挑戦し、ニューサウスウェールズの代表として国内大会のファイナリストとなりました。
優勝はしませんでしたが、この経験によってもっとたくさんのビューティーページェント(ミスコン)に挑戦したい!と思うようになりました。2011年にミスオーストラリアとして中国で行われたミスモデルオブザワールで入賞し、その後もミスコンには挑戦し続けました。
2012年は中国広元市で行われたミスオリエンタルツアリズムに参加後、モデル業と旅行を兼ねてロンドンへ移り住み、6月にギリシャで開催されたミスツアリズムプラネットで4位、9月にキプロス島で行われたミスピースインターナショナルで8位を獲得しました。
2013年にはミスアースオーストラリアで国内3位となりました。その後ドイツのルストで開かれたミスワールドカップにオーストラリア代表として参加し、8位入賞しています。モデルのキャリアの中で、ミスコンは何よりも楽しい経験でした。ミスコンで得た友達の影響が大きかったと思います。
今はモデルをしながら、ブリスベン大学でジャーナリズムを学ぶ毎日です。ななみ:本当にその通り!ミスコンの世界大会は世界中から集まった女の子と出会って友達になれる、特別で貴重な経験ですよね。
そして、こうやってレイチェルとも出会えて。。。
世界のことを知るのに、ミスコンって本当にすごく大きな機会だと思います。
自然豊かなオーストラリア
“So now can you let us know about your country?”
Australia is a large island country situated in the South Pacific Ocean and is made up of 6 states and two territories.
It has a diverse range of environments from tropical rain forests to beautiful beaches and also hot deserts.
Australia is also home to the largest coral reef in the world, the Great Barrier Reef, which is home to hundreds of marine species.
The climate is quite warm when compared to other countries and Australians are known to spend lots of time at the beach, surfing, swimming or soaking up the beautiful sunshine.
We are very multicultural and Australians are known for their down to earth personality as we are very friendly and relaxed people.
“The Great Barrier Reef is very famous in Japan as well, and it’s my dream to visit there someday…The image of the gold coast is amazing!
I think you get many Japanese tourists visiting Australia, as your culture and landscape is so different from ours and attractive, but the flight time between us is not that bad.
What do you recommend tourists to try or visit in your country?”
Australia has so much to offer tourists when they venture down under.
The capital of New South Wales, Sydney houses the beautiful Opera house and Sydney harbor bridge which are famous landmarks I believe every tourist should see and enjoy.
Bondi beach in Sydney is also famous and a must see, along with the gorgeous botanic gardens which show off amazing native Australian plants and flowers.
The capital of Queensland, Brisbane is also a beautiful city and is a great city for tourists. It has an abundance of high quality restaurants along the river who make food from fresh Australian seafood or livestock.
The gorgeous Gold Coast, also in Queensland is stunning and is famous for its beautiful blue waters and white sandy beaches.
In summer time thousands of tourists come here to enjoy the sunshine and warm weather. If you want to shop, then Melbourne is the place to go.
- 【和訳】
ななみ:では、次はオーストラリアについて教えてもらえますか?
レイチェル:オーストラリアは南太平洋に位置する島国で、6つの州と2つの自治区から成り立っています。熱帯雨林から美しい砂浜、そして灼熱の砂漠までさまざまな顔を持っている国ですね。また、世界最大のサンゴ礁、グレートバリアリーフは無数の海の生き物たちの住処となっています。
温暖な気候もあって、オーストラリア人はビーチで過ごすのが大好きです。サーフィンをしたり、泳いだり、日差しを浴びてのんびりしたり。
また、オーストラリアは非常に多くの文化が混ざり合う国家です。そして、オーストラリア人はフレンドリーでおおらかないい人が多いと言われているんですよ。ななみ:グレートバリアリーフは日本でも有名ですね。私もいつか行ってみたいんです!ゴールドコーストの写真、本当に素敵です!(この写真はレイチェルが自分で撮ったものだそうです)
文化も風景も全然日本とは異なる魅力がたっぷりで、でも行くのにそんなに移動時間がかからないオーストラリアは日本人観光客にとっても人気の旅行先ですが、オーストラリアは観光に来るならこれはおさえておきたい!という場所やことはなんですか?レイチェル:オーストラリアには本当にたくさんの魅力があります。
ニューサウスウェールズの首都、シドニーのオペラハウスとハーバーブリッジは有名な名所ですし、おさえておきたいスポットですね。シドニーのボンディビーチも要チェックです。オーストラリアに原生する植物や花がいっぱいの植物園があってとっても素敵ですよ。
クイーンランドの首都、ブリスベンも旅行にはぴったりの素敵な街です。新鮮なオーストリアの魚や肉を使った料理が食べられるおいしいレストランが川沿いにずらっと並んでいますよ。同じクイーンランドのゴールドコーストはその海の青さと真っ白な砂浜で有名ですが、これはもう圧巻の美しさです!夏はたくさんの観光客がやってきて太陽を満喫していますよ。
ショッピングをするんだったらメルボルンがいいですね。
"オーストラリア英語"の特徴
“You Australians are native English speakers, but does “Australian English” have difference from British or American English?”
Australia was colonised by the British so most of our words are similar to British English. There are some slang words that Australians use though such as “G’Day” which is a way to say hello.
“Oh, that word is new for me! Interesting…
So, in Japan we are struggling to acquire English as our “second language” and schools are trying hard as well to support them.
In Australia, about how many people speak any “second language” and what is the situation of the school system for learning a second language?”
Around 25% of Australians speak a second language due to Australians being very multicultural. Australian born people however usually only speak English as it is not compulsory to learn another language in school.
“I see, so learning other languages is all on the will of each person …
For us English as the second language is almost a must, and now can you introduce your favorite saying so that we can learn a good English phrase to remember?”
“Everything happens for a reason”
※この文章には英語の意味を皆さんに噛み締めて頂くために日本語訳はつけません。
下記を参考にしてみてくださいね!
【for a reason】理由のために=理由があって
I believe that every moment teaches you something for the future, good or bad.
“That’s a very profound word, I agree that we should cherish every moment.
And for the future, what do you dream yourself to be?”
I dream to be a journalist and report either on news or travel in Australia and around the world. I would love the opportunity to show off my beautiful country to the rest of the planet.
“Thank you so much for your time and great story!
I know people reading this got impressed by the beauty of your country..!
Can you give a message to the Japanese people?”
G’Day Japan! I hope you have enjoyed reading about my gorgeous country Australia and come and visit soon.
It is a beautiful country, like no other.
- 【和訳】
ななみ:オーストラリア人は英語のネイティブスピーカーなわけですが、“オーストラリア英語”とイギリスやアメリカの英語に違いはありますか?
レイチェル:オーストラリアはイギリスの植民地だったので、全体的にはイギリス英語に近いものになっています。
でも中にはオーストラリア独特のスラングなどもありますよ。
例えば“G’Day”はハローを表わす、オーストラリア流の挨拶です。ななみ:へえ~、私もその言葉は初めて聞きました!
日本では皆“第二の言語”として英語を習得しようと努力していて学校もその手助けをしようとしていますが、オーストラリアではどのくらいの人が第二言語を話すんですか?英語=国語なわけですが、学校教育などはどのようになっているのでしょうか?レイチェル:多文化国家であるオーストラリアでは、約25%の人が(日系の人なら日本語など)それぞれの第二言語を持っています。ただ学校で英語以外の言語を習うことが必須ではないので、オーストラリアで生まれ育った場合は大抵英語だけを話す人が多いです。
ななみ:なるほど、英語以外の外国語を学習するかどうかは個人の自由なんですね。私たち日本人にとっては英語は第二外国語としてほぼ必須なものですが、私たちの英語学習のためにも好きな格言などがあれば教えてください!
レイチェル:人生のあらゆる瞬間は、いいものであれ悪いものであれその先に繋がるなにかを自分に教えてくれているんだと思っています。
ななみ:深い言葉ですね!一瞬一瞬を大切にということ、共感します。
ではレイチェルのこの先の夢はなんですか?レイチェル:私の夢はジャーナリストになり、ニュース番組から、もしくはオーストラリア国内や世界の色々な現場から情報を届けることです。大好きなオーストラリアのことを世界中に広めるような活動も出来たらと思っています。
ななみ:素敵なお話、ありがとうございます!この記事を読んでくれた皆さんはオーストラリアの魅力にはっとしたとおもいますよ!
最後に、日本の皆さんへメッセージをお願いします!レイチェル:日本の皆さん、こんにちは!
魅力たっぷりな私の国、オーストラリアのことを楽しく読んで頂けたでしょうか?
ぜひ皆さん、オーストラリアに遊びに来てくださいね。
ここでしか見られない美しい景色がいっぱいの素敵な国でお待ちしています!
World Beauties #003 後記
レイチェル、どうもありがとうございました!
やっぱりオーストラリアの海はたまらなく魅力的ですね!
私はまだオーストラリアに行ったことがないのですが、行けたら是非、ビーチでただただのんびりするというオーストラリアらしい贅沢な時間を味わってみたいと思います。
でもあちこちに魅力的な観光地があるし、限られた旅行の時間をどうやって過ごすか迷ってしまいますね。。
欧米諸国よりもずっと近いので、今回はのんびり、今回はアクティブになんて感じで、何度も通うのが一番の楽しみ方なのかもしれませんね。
ところで皆さん、お気づきでしたでしょうか?
モデルになった経緯を教えてくれた時に使われたrealise(気づく)という言葉、オーストラリア英語についての説明で出てきた colonise(植民地化する)という言葉、日本でよく使われるスペルではどちらも「ize」で終わる単語です。
【realize】は会話にもよく出る必須単語ですが、「z」で覚えた方が多く「s」のスペルに違和感を覚えた方もいるのではないでしょうか?
実はこれ、レイチェルのスペルミスではなく、オーストラリア英語がイギリス英語の影響を強く受けた証です。イギリスでは「z」の文字を極力使用せず、「s」を使うのが普通だとイギリスに留学していた友人が言っていました。ちょっとそんなことを思い出したので豆知識でした。
レイチェルも繰り返していたように、オーストラリアは本当に多民族、多文化国家。
アジア系のオーストラリア人も多いんですよ。
様々なバックグラウンドを持った人が集まり“オーストラリア人”として生活している国で、共通語である英語が果たす役割は計り知れないものです。
英語を苦労しながら学んでいると、そんな英語ネイティブの国で生まれ育った人たちのことがうらやましく思えたりもしますよね。
でも、視点を変えてみれば“日本語と英語”という2つの言語を学ぶ機会が社会の中に溢れている日本で生まれたこともラッキーかもしれません。
皆さんも日本語と英語の2つを身につけ、より深く世界と繋がってみませんか?
このWorld Beautiesが、皆様の世界各国に興味を持つきっかけとなれたら嬉しいです。
次はどの国のBeautyが登場してくれるでしょうか?お楽しみに!
それではまた、See you~!
- Recommended Series オススメの連載
“Rachael, thank you so much for taking your time to let us know about you and your country!
First, can you tell us about your story briefly?”