Janica Southwick
(更新)
10月31日はハロウィンの日ですね!
最近は日本でもハロウィンをお祝いする人が多くなってきました。
「トリックオアトリート」といえば誰もが知っているハロウィンの定番フレーズですが、実はまだまだハロウィンで使える英語フレーズはたくさんあるんです!
今回はアメリカ出身で3人の子を持つママである私が、ハロウィンをより楽しく、よりネイティブっぽく過ごすためのユーモアに富んだ、日本でいうダジャレのような英語フレーズや英語の言葉遊びをご紹介します。
後半では、ハロウィンパーティーですぐに使えるアクティビティやゲーム、最近のアメリカのハロウィントレンド情報も出てきますのでお楽しみに!
アメリカの人たちはとにかく人を笑わせるのが大好き!
そういうわけで、日常会話の中にはユニークな言葉遊びからちょっぴり皮肉めいた冗談まで、ユーモアなジョークがしょっちゅう登場します。
それはハロウィンのときでも同じ。ハロウィンといえば、子供たちが仮装をして近所の家を回るときに言うセリフ "Trick or treat(トリックオアトリート)" 「お菓子をくれないといたずらしちゃうぞ」が有名ですが、実はアメリカの子供たちの間ではその英語フレーズをもじって言葉遊びをするのが流行っているのです。
それでは、トリックオアトリート以外のおもしろフレーズとともにご紹介します。
"I wish you a Happy Halloween" は「いいハロウィンになりますように」という意味ですが、その「wish=なりますように」を「witch=魔女」にかえると、ハロウィンで使えるユニークな挨拶に早変わり!
これは「wish」と似た音の「witch」を使ったかわいらしい言葉遊びです。ぜひ何気ない挨拶を少し工夫して面白くしてみてくださいね!
こちらは "Trick or treat" を使ったジョークで、直訳は「トリックオアトリート」→「足の臭いを嗅いで、おいしいものをちょうだい!」…
なんとも意味不明な英文ですが(笑)、「treat」「feet」「eat」が韻を踏んでるところに、この英語フレーズの面白さがあります。この決まり文句は昔からアメリカの子供たちの間で大人気ですので、ぜひお子さんにも教えてあげてくださいね。
ちなみにこのフレーズを言って、本当に足の臭いを嗅がれることはありませんのでご安心ください。
"It’s time for a coffee break"ならば聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?
こちらはその「コーヒー休憩の時間です / お茶でもしませんか」という意味で使われる英語フレーズをもじったものです。「coffee」を「coffin=お墓」にすることで、なんともハロウィンらしい表現になりますね。
「お墓の時間ですよ!」…怖いですね…。
"I do believe in ghosts. I do, do, do!" 「おばけは本当にいると思う。その通りだと思う!」という英文中の「do」にの代わりに似た発音の「boo=お化けの鳴き声」を入れることによって「お化けは本物よ!」という意味になるユーモアな言葉遊びです。
いかにもハロウィンらしくてお茶目な英語フレーズですね!
日本語訳は「献血希望者求む。吸血鬼カウントまで」といったところでしょうか。
日本語だとピンと来ないかも知れないですが、「Count」は吸血鬼のリーダーの名前のことで、アメリカではハロウィン時期にこれを言うとかなりウケます(笑)。
ドアにこのようなサインを貼っておくと、トリックオアトリートで訪ねてくる子供達が喜ぶこと間違いなし!アメリカでは家をハロウィン仕様に飾りつけるのが習慣なので、手作りのサインを作ってみてはいかがですか?
ここからは英語のなぞなぞクイズです。
Seatbeltとsheet(シーツ)beltの言葉遊びです。昔からの一般的なお化けのイメージは日本のてるてる坊主のような見た目で、白いシーツをかぶっているイメージが強いです。よってseatベルトではなくsheetベルトとなるわけです。
ビーチの「砂」の "sand" サンドに、「魔女」という意味の "witch" ウィッチを合わせて、答えはサンドウィッチとなります。
「マスカラ=mascara」と「SCARY=怖い」を組み合わせた言葉遊びです。
mas-SCARY-a、マスケリーア。
ちなみにネイティブはマスカラを「マスケーラ」と発音しますよ。
これも言葉遊びですね。
「I=私」と「SCREAM=叫ぶ」を合わせて、答えはアイスクリーム。つまり、お化けを見たら「(私は)叫ぶ!」ので、 I-SCREAM → Icecream となるわけです。
「お化け=ghost(ゴースト)」を使ったシンプルでわかりやすい言葉遊びですね。
このようなちょっとかわいらしく、でもユーモアのあるハロウィン特有の英語の言葉遊びなどを覚えると、ハロウィンがますます楽しくなりますよ!
次はハロウィンで楽しめるゲームやアクティビティをご紹介します。ぜひみなさんも試してみてくださいね!
モンスターのような怖い動きをしながら音楽とともにダンスをします。ミュージックが止まったら動きを止めます。
すぐにストップしなかった人、または音楽がスタートする前に動いてしまった人はダンスフロアから退場しなければなりません。最後に残った人が優勝です!
トイレットペーパーをたくさん用意して友達の体中をトイレットペーパーでぐるぐるに巻きます。
カメラがあるとなおよし!終わった後は本当にミイラみたいに見えて面白いですよ。
雨が降っていたら外に出ないように!あと片づけが大変ですから…
こちらは Trick or treating と同じくらい人気のあるハロウィンの習慣。ナイフとスプーンを使ってパンプキンの中身をくり抜き、外側に顔を作ります。ハロウィーンの夜に中にロウソクを入れて玄関に飾ると雰囲気が出て最高ですよ!
また中身のかぼちゃの種はオープンで焼いて食べることができます。味付けはご自由に!シンプルに塩とオリーブオイルで食べるもよし、シナモンとシューガーをつけても甘くて美味しいですよ!是非ともハロウィンの夜に食べてみてくださいね。
ちなみに Jack-o-Lantern を作るのが大変!と思ったら、マジックペンとみかんがあればなんとかなります。写真のようにみかんにマジックを使ってペイントすれば、簡単に Jack-o-Lantern の出来上がりです!
もらったお菓子を入れるハロウィンバッグには色々な種類がありますが、私が子供の頃ははたくさんお菓子をもらっていたので、pillow case(枕カバー)を使っていました。
最近では「cavity(虫歯)」が大変だからという理由から、キャンディ代わりに「tooth brush(歯ブラシ)」を配る大人の方もいます。
子供たちは「What the…?(いったい何っ?)」と思うかもしれないですが、親としては納得ですね!
また最近では、都会に住む人たちや安全性を考える人たちは近所を回る Trick or treat の代わりに、各車を回る Trunk or treat をします。
それは何かというと写真のような感じで、大きな駐車場にみんなが車を止めてハロウィンっぽく飾り付けしたトランクを開け、子供たちがトランクを回ってお菓子をもらうというものです(車がなければテントを張って飾ったっり、自転車のバスケットを派手に 装飾したりします)。
その時に「Trick or treat」と言わないで「TRUNK or treat」と言うのがミソ。私も毎年、東京で外国人のお友達を100人以上集めて「TRUNK or treat」をやりますよ!
いかがでしたか。
今回紹介したような英語のジョークや言葉遊び、ゲームやアクティビティを楽しみながら、ネイティブらしいハロウィンを過ごしてみてはいかがですか。
Happy Halloween!
By the way, Boo you believe in ghosts? I BOO!