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ビジネスで使いこなそう!感謝を伝える英文お礼メールの書き方

ビジネスで使いこなそう!感謝を伝える英文お礼メールの書き方

日常生活でお礼を伝える時と、ビジネスでお礼を伝える時とでは、少し伝え方が変わります。ビジネスの場合、特に相手の立場によって書き方が異なってくるので、カジュアルな言い方だけでなく丁寧な言い方も覚えておくと役立ちます。
実際どんなメールがやりとりされるのか、チェックしてみましょう。

お礼メールの書き方と流れ

お礼メールの書き方と流れ

まずは英語のお礼メールを書くときの、基本的な流れを見ていきましょう。
 

件名

タイトルからお礼メールであることが伝わるような件名だと親切です。

”Thank you for〜” で「〜をありがとうございました」と言えます。

【例】
Thank you for the meeting
「ミーティングありがとうございました」

 

A quick thank you
「取り急ぎお礼」

相手の名前

メールは “Dear (name)” で相手の名前から始めることが基本です。

親密度に応じて、”Dear Mr./Mrs. (名字)” としたり、名字の代わりに下の名前にすることもできます。

”Dear” の代わりに “Hi” や “Hello” が使われることもあります。

【例】
Dear Mr. Smith
「スミス様」

 

Hi Erik
「エリックさん」

本文

本文ではお礼を伝えたい内容を記します。次の項でご紹介する英語フレーズをぜひ使ってみてください。
 

締めくくり・署名

英語のメールでは、最後に締めくくりのフレーズを使うことが多いです。”ブランドスーパーコピーrely” や “Best regards” などが一般的です。

省略することも可能ですが、丁寧なメールを書きたい場合は一言加えるとより好印象です。

【例】
ブランドスーパーコピーrely,
Erik Smith
「心を込めて、
エリック・スミスより」

基本のフレーズ

次は、英文お礼メールによく使われる基本フレーズを覚えましょう。

フォーマル度 ★:Thanks for all your help.

同僚に仕事をいろいろ手伝ってもらった時などに使えるフレーズです。"thanks" は軽い言い方なので、上司にお礼を言う時は "Thank you for all your help." と言うのが無難。 "Thank you for all of your help." とも言えます。

フォーマル度 ★★:Thank you for replying.

これは、メールの返信をもらった時によく使われます。"Thank you for getting back to me." という言い方もできますが、ニュアンスは少しカジュアルになります。

フォーマル度 ★★:Thank you for your note.

ちょっとしたお知らせ・連絡が送られてきたときに使える表現です。 "Thank you for your message." "Thank you for your email." も使えます。日本語では、ちょっとしたお知らせはメモだと思いがちですが、 "Thank you for your memo." とはあまり言いません。

フォーマル度 ★★:Thank you for the heads-up.

"heads-up" は「事前に注意を喚起すること」です。 "Just a reminder that the meeting starts at 5PM today." のような確認メールが送られてきた場合などに、"Thank you for the heads-up." と使います。

フォーマル度 ★★:Many thanks,

英文メールでは、最後に "ブランドスーパーコピーrely," や "Regards," などの締めの言葉(closing lines)を置くのが一般的ですが、"Thank you," など感謝の言葉で締めることも多いです。例えば、メール本文で感謝を述べた後、最後にもう一度 "Thank you again," で締めたりします。また、 "Thank you," では伝えきれないほど感謝している時には、 "Many thanks," という表現を使ったりします。

フォーマル度 ★★★:Thank you for taking your time to meet with us today.

重要なミーティングの後や面接の後などは、「サンキューレター」というお礼メールを送る人も多いです。私もできるだけ送るようにしています。 "Thank you for taking your time to meet with us." という表現は、"Thank you for meeting with us." という表現よりも丁寧な言い方になります。

フォーマル度 ★★★:Thank you so much for providing us with such a great opportunity.

スピーチする機会を与えてもらったり、特別な会議に出席させてもらった時などに、このような表現がよく使われます。 "Thank you so much for giving us such a great opportunity." と言うこともできます。

お礼メールの一例

英文お礼メールの一例

実際にお礼メールを書く場合の一例をご紹介します。

イベント企画終了後のお礼メール

Dear Mike,

It was such a sweet surprise and delight to receive a bouquet of flowers yesterday. I couldn't have done anything without your help. Thank you so much for all your support throughout the event. I hope we can work together again on our next project.

Thank You Again,

Jane

マイク さん

昨日は思いがけず花束をいただいて嬉しかったです。こうして成し遂げることができたのは、あなたのおかげです。イベントを支えてくださって本当にありがとうございました。次のプロジェクトでもまたご一緒にお仕事できることを願っております。

改めてお礼申し上げます。

ジェーン

ミーティング後のお礼メール

Dear Ken,

Thank you so much for taking the time to have a lunch meeting today. I'm glad we had the opportunity to discuss an issue about our new project and receive your feedback on it.

Your insights were so valuable that we will immediately review our product in order to resolve the problem. I will keep you updated and hopefully we can have another meeting next week.

Regards,

Mary

ケン さん

今日はランチミーティングのためにお時間取っていただきありがとうございました。新しい商品の問題についてお話する機会と、フィードバックをいただく機会が持てて良かったです。

ケンさんの見識は大変貴重ですので、すぐにでも問題を修復するべく商品のレビューを行います。その都度アップデートをお知らせし、来週にはもう一度ミーティングができればと思います。

引き続きよろしくお願いいたします。

メアリー

面接の後のお礼メール

Dear Thomas,

Thank you for taking the time to speak with me yesterday about the marketing position. It was a great pleasure meeting with you, and I truly enjoyed learning more about the role and your company. After our discussion, I am confident that my skills and experiences are a great match for this opportunity. My industry background would allow me to quickly make a contribution to your team.

If you need any further information, please do not hesitate to contact me at anne@iknowsample.com or by phone at 123-4567-890.

Thank you again for your time and consideration. I look forward to hearing from you.

ブランドスーパーコピーrely,

Anne

トーマス 様

昨日は御社のマーケティングポジションについてお話する時間を取っていただきありがとうございました。お会いできて大変嬉しく思うとともに、御社と仕事の役割について学ぶ機会を得て非常に有意義でした。お話を終えて、私のスキルと経験が非常に適していることを確信しています。業界のバックグラウンドがあることでチームにもすばやく貢献できると思います。

さらに詳しい情報が必要でしたら、どうぞご遠慮なくメール(anne@iknowsample.com)、またはお電話(123-4567-890)にてご連絡ください。

改めて御検討ありがとうございます。ご連絡いただくのを楽しみにしております。

アン

お礼メールを書く時に意識すること

また、以下の3つのポイントを意識することで、信頼度と印象がアップします。

遅くならない

まずはメールを送るタイミング。遅くても一日以内、できれば半日以内に送ると信頼がアップします。

長くなりすぎない

ビジネスメールは特に、簡潔に伝えることが望ましいです。だらだらと書くのではなく、伝えたいことを凝縮して伝えると、相手の印象がアップします。

複数の人に全く同じ文面を送らない

テンプレートを使ったメールは、使い回しをしていることが意外と相手に伝わってしまうものです。せっかくお礼メールを受け取っても、テンプレートに自分の名前だけをはめ込まれたとわかるとガッカリですよね。これでは感謝も素直に感じられません。テンプレートを使うとしても、その人に向けた言葉を加えるようにして、パーソナライズした文章を送るように心がけましょう。

さいごに

日本にもお礼状の文化はあると思いますが、アメリカでもお礼状はビジネスでとても重視されています。

ほんの少し手間をかけるだけで、その後のコミュニケーションがずっと取りやすくなるので、仕事ができる人ほど面倒がらずに心をこめてメッセージを送っているように思います。

ビジネス以外でも、感謝することがあったら、自分の心の中だけに留めておかずに相手に伝える習慣を身につけると、相手も自分もずっと気持ちがよくなります。

そのためにも、いろいろな感謝の表現を覚えて、表現豊かに思いを伝えられるようになりましょう!