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【後編】スクリーンの向こう側〜オンライン英会話レッスンの今とこれから〜セブ島現地レポート

【後編】スクリーンの向こう側〜オンライン英会話レッスンの今とこれから〜セブ島現地レポート

スクリーンの向こう側 セブ島現地レポート 後編

セブ島レポート前編では、マニラオフィスを訪問し、講師候補の人たちへのトレーニングや
代表・上澤さんのオンライン英会話に対する思いや今後の展望などのお話を伺いました。

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スクリーンの向こう側〜オンライン英会話レッスンの今とこれから〜前編

今回は後編、システムを作るサポートチームの現場や、
セブオフィスでの採用が決まった後の講師のトレーニングセッションの様子、
また人気講師へのインタビューなどをお届けしたいと思います。

マニラからセブ島へ

マニラからセブ島へのフライトは小一時間ほどで、
空港からもタクシー移動なので比較的楽に動ける。

マニラでの現地レポートを終えセブ島へ、僕らは戻ってきた。

フィリピンは国名が The Philippines (複数形)というくらい島の集合体でできた国。
それぞれの島の雰囲気も少しづつ違っている。
セブ島にもセブ島特有ののんびりした、朗らかな空気が流れている。

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リゾート地としても知られるセブ島には巨大なショッピングモールなどもあり、
近代的で都会的な建築は、現地の人や観光で訪れるたくさんの国の人たちで賑わっている。

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街の中は当然ながら英語で溢れていて、看板やアナウンスは見聴きする限り
ほぼ全て英語だ。

道端で話しかけても、話しかけられても、
カフェでも空港でも、当たり前のように英語でやりとりが行われている光景を目の当たりにし、
ああ、やはりここは英語の国なんだなと強く感じる。

子供も大人も老人も、みな一様に英語を話している。
いつもの風景の一部として、英語はすぐそこにあるのだ。

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モールの中で僕たちも束の間の休憩。

さて、これからオンライン英会話のシステムを管理している
オフィスを訪ね、その後セブの講師やサポートチームのいるオフィスへと向かいます。

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ホテルの部屋には朝起きたら、大量の日曜版の英字新聞が。
セブ滞在中、少しづつ目を通して読んでました。

それにしてもすごい量…。

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いつでも安心して使えるサイト作りを

タクシーに乗り、まずはvntkg英会話のシステムを管理、構築しているオフィスへ移動。

とあるビルの前でタクシーは止まり、案内されたのはシステム管理部。
静かなビルのワンフロアに、レトロなエレベーターのベルが到着を告げる。

ドアを開けると見慣れない風景が広がっていた。

今回は特別に許可を頂き、その内部を撮影させてもらった。

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ウェブサイト上の予約システムから講師プロフィールの掲載まで、
サイト上のほぼ全てのシステムや情報はここで管理、更新され、そしてメンテナンスされている。

緊急時のトラブルなどへの対応も全てここで行われる。

スタッフは全てフィリピン現地のエンジニアたちで、チームの管轄は日本人スタッフが行っている。

やりとりは全て英語、ということだがトラブルやうまく伝わらなかったりという事はありませんか、と尋ねると

「トラブルは基本的にはありません。
細かな指示などに至る場合でも数値やシステムをベースにした共通の理解があるので英語でも全く問題ありません。

エンジニア同士なので、元々共通の知っていることが多い、というのも大きな要因かもしれません。

逆にご飯を食べに行ったり、休憩中だったり、そういう時の会話のほうが難しかったりします(笑)」

と、システム部の管理を担当されている森本さん。

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「どうしても淡々とした作業が続くのでリラックスした空気を作るように心がけています。

そして日本のユーザーのみなさんが安心して使えるサイト作りをいつも念頭に置いて、
ここフィリピンからチームみんなで頑張っています。」

とキーボードの音だけがカタカタと響くオフィスの中で、
小声でそう最後に話してくれた。

そっと扉を閉め、僕らは最後の目的地、
vntkg英会話のセブ島オフィスへと向かう。

明るいセブオフィス、ここから生まれる物語

セブオフィスに着くと、まず驚くのがずらりと並ぶキュービクルの数。
鮮やかな緑が目に眩しい。

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一つ一つの中に講師たちがいて、海の向こうの日本の人と
話している、と思うとなんだか少し不思議な気がしてくる。

毎日ここからレッスンが行われ、
英語という言葉を通じて、レッスンの数だけ
物語が生まれている。

近くから、そして遠くからキュービクルの扉越しに
笑い声が漏れ聞こえてくる。

ここセブオフィスには日本語でのサポート対応チームや講師トレーニングを
行う現地のフィリピン人スタッフ、そして数多くの講師たちがいて、
毎日慌ただしくも笑顔に満ちた日々が過ぎている。

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ちょうど明日から産休に入る、という講師がいて
「またすぐ戻ってくるからね、バーイ!」

と手を振って去るその光景がなんとも明るく、
またフランクなここの空気がよく現れた光景だなあと思って眺めていた。

皆も

「またねー、いつでも待ってるからね。」

と手を振り返している。

午後からは採用が決まった講師のトレーニングとオリエンテーションが行われるので、
隅の方からその光景をうかがわせてもらった。

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前編でお届けした講師候補の人たちではなく
厳しい審査やデモレッスンを経て採用が決定した講師たちへのオリエンテーション&トレーニングセッションなので
話の内容もより具体的、かつ聞く方も真剣な眼差しで参加しているのが印象的だった。

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会社概要からサービスの具体的な説明、プロフィール写真の撮り方まで
細かな話に皆必死で耳を傾けている。

グローバルに成長を遂げているオンライン英会話というサービスについての説明を聞きながら、
僕自身改めて、こんなにも急速に需要や認知が高まっているんだなあと感じることができた。

一様にメモを取りながら、そしてその都度質問を交えながらオリエンテーションは進んでいった。

英語の上達をお手伝いしたい、そう感じずにはいられません

オリエンテーション&トレーニングセッションを終え、
トレーニングコーチ兼講師の一人に話を伺った。

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日々どのようにセッションは行われているんでしょうか?
また気をつけていることはありますか?

「私自身、ここでのトレーニングはとても楽しんでいます。
いつも新しい違う人と出会えるのはシンプルに楽しいですよね。
トレーニングは月曜から日曜まで毎日あるんです。

また、ここでは個人の特徴、性格を重視するように気をつけています。
インタラクティブなセッションを心がけていて、双方向的に質問などを受けながら進めています。

一人一人の良いところをしっかり評価していくことが大事で、
その際に最も大切なことは「敬意」だと考えています。

評価が下がってきたり、授業などで修正が必要だと判断された講師もここに戻ってきます。

レッスンの流れをもう一度確認したり、それについてディスカッションしたり。

その後、再度日本のスタッフの方にデモレッスンをしてもらい最終評価をもらい通常授業へと戻っていきます。

講師同士で知り合ったり、話し合ったりする機会として、もとても大事なものなんです。」

トレーニングだけではなく、講師としてもレッスンをされていると伺いました。
日本人の生徒と話し、英語を教えるということをどう感じていますか?

「この仕事を通じて日本のみなさんと話せることをすごく楽しんでいます。

日本について知らないことが沢山あることに気づくことができましたし、
なにより日本のみなさんがレッスンの中で非常に熱心に英語を話される様子は
私の一つのモチベーションでもあります。

もっとうまく伝えて、もっともっとみなさんの英語の上達をお手伝いしたい、
日本のみなさんと話しているとそう感じずにはいられません。

そう言って、また次のトレーニングセッションへ戻っていった。

講師一人一人にも思いがあり、レッスンというのは成り立っているのだな、と
改めて直接お話を伺い、感じることができた。

僕たちはその後、オフィスを後にし、
少しセブ島を観光した後、空港へと向かった。
日本へ帰る時刻が近づいてきている。

太陽が海の向こうへ沈んでいく。
風が少し優しく、その温度を下げていく。

ああ、しばらくここともお別れか、
埃っぽい風に頬を打たれながら、
タクシーの窓から街の雑踏を眺める。

たくさんの人に出会い、たくさんの知らない世界を垣間見た
あっという間の旅だった。

海の向こう、そしていつものスクリーンの向こう、
僕らの知らない世界ではいつもたくさんのことが起こっている。

一つのサービス、そのたった一つのために
こんなにもたくさんの人が日々、取り組んでいる。
その顔に笑顔を蓄えて。

また少し、日本に帰ってからのレッスンが楽しみになった。
もう少し、スクリーンの向こう側に近づけた。

そんな気持ちを連れて、僕たちは日本へと飛び立った。

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現地レポート後期

前後編に渡ってお送りしたフィリピン現地レポートいかがだったでしょうか?

僕自身、英語を始めた時からオンライン英会話というサービスを使ってきた
一人のヘビーユーザーの一人でもあります。

これまで自分自身が使ってきた英語の多くはオンライン英会話のレッスンの中で
培ってきたものでもあります。

特に最初の1年目あたりはオンライン英会話がほとんどと言っていいくらい。

そんな自分がこのような機会をもらい、そして自分の目で現地で起こっている
ことを確かめ、そして自分の言葉で日本のみなさんにお伝えできることは
少し感慨深い思いでもあります。

料金の低価格化、そして日常的に英語を使う体験、この英語習得において
非常に大きな2つの要素を実現してくれたのが、オンライン英会話であることは
間違いのない事実だと思います。

英語を国内で学ぶ、この環境においてここまで大きな変化とインパクトを
もたらしたサービスはここ数十年においてなかったのではないでしょうか。

僕自身これからも利用していきますし、
もっと多くの人に利用してほしい、と純粋に思っています。

まずは、英語を使ってみる、という機会として、
英語でコミュニケーションをしてみるという体験として、
気軽に始めてみることをお勧めします。

会話は減点方式ではありません。
間違えて間違えて、成長していくもの。

転びながらその小さな傷が癒え、強い皮膚になっていくように。

間違えたらラッキー、僕はそう思ってやってきました。
実際に英語力が伸びる人でここを通り越えていない人には
僕自身出会ったことがありません。

誰にも迷惑なんてかからないし、誰も傷つかない、
少なくともレッスンという場においては。

思う存分、羽を伸ばして間違えていいんです。

そしてその羽根で、次のステップへ飛び出せばいいんだと思います。

ぜひ、オンライン英会話レッスン、トライしてみませんか?
きっと知らなかった世界に出会えますよ。

これからも一緒に楽しんでいきましょう。

セブ島、そしてマニラで出会った全てのみなさんに感謝を添えて。

まだ寒い、真冬の日本から。

セレン