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ドーナツまで?!偏食家のパラダイス!ロサンゼルスで人気の「D.I.Y」レストラン3選

ドーナツまで?!偏食家のパラダイス!ロサンゼルスで人気の「D.I.Y」レストラン3選

日本とアメリカのレストランの大きな違いは、注文する料理の調理方法や具材をお好みでオーダーできるのが一般的であるところ。例えば、アレルギーのため特定の食材を食べることができない人、またベジタリアンでお肉を食べられない人が、特定の食材を「抜きで」と注文できます。

それは、アレルギー持ちの方やベジタリアンの人々だけに限りません。もし、あなたがピーマン嫌いで注文したいサラダにはピーマンが入っていたとします。そんな時にもウェイターの方に胸の内を伝えれば、当然のように"ピーマン抜き"で作ってくれます。
実際、私が市内のレストランで食事をしている時に、隣に座っていた人が「あれとあれは抜きで、代わりにこれを少しだけ入れて、こうやって調理してね」と、クイズ並の注文をしているのを目撃したことがあります。そんなに無茶を言わなくても、と日本人の私は思ってしまいますが、これも、はっきりと意思を伝えることが当たり前で、食文化が多様なアメリカらしい文化だと言えます。

そんな独自の注文スタイルに拍車がかかったかのように、近頃、ロサンゼルスでは新しいタイプのレストランをよく目にするようになりました。こちらではしばしば「D.I.Y」と呼ばれているこのスタイル。"D.I.Y"とは、「Do It Yourself(自分でやれ)」の略、つまり、注文する料理を自分で作ってしまおう、という意味です。
日本でもおなじみのファストフードチェーン店「サブウェイ」は、まさにこのD.I.Yスタイルのレストラン。好きなパン、野菜、お肉、ドレッシング、全ての注文を自分独自のスタイルで作ることができます。

サンドイッチやハンバーガーのD.I.Yはもちろん、そこには「こんな方法もあったのか」とびっくりしてしまうような斬新なアイデアが溢れており、たくさんの味のバラエティーを試すために、何度も通いたくなるようなおいしく面白いレストランがいっぱいあります。

 

D.I.Yピザ「800ディグリーピザ」

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現在はロサンゼルス空港「LAX」にもお店を構える、人気のD.I.Yピザ「800ディグリーピザ」。こちらのピザ屋さんのD.I.Yは、まずはシンプルなマルゲリータピザからスタートします。もちろんこのまま注文しても問題はありませんが、ここから更なるトッピングを加えてオリジナルピザを作れるところが人気の秘訣。

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野菜やお肉の豊富な種類はもちろん、チーズだけでも9種類というこだわりぶり。特注の大石釜を使い、その場でピザを焼き上げてくれるので、できたてのピザを食べることができます。大きさは全て一人前で、日本のピザでいうとMサイズからLサイズの中間位というところでしょうか。D.I.Yスタイルのため、デリバリーピザのように、大人数でどの種類にしようかと迷う必要もありません。

 

D.I.Yドーナツ「ドーナツフレンド」

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甘党にはたまらない、前代未聞のドーナツD.I.Yスタイル。アメリカでは、一般のドーナツ屋さんのドーナツはだいたい1個60セントほどですが、このお店では1個2ドル50セントからとちょっと高め。ですが、やはりドーナツは申し分ない出来で、それ相応の価値はあるなと実感することでしょう。今年のバレンタインデーは、深夜に行列を作る程の人気ぶりでした

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ここで一体何をD.I.Yできるのかと言うと、すでに種類別に作られているたくさんのドーナツの中から好きなものを選び、さらにお好みのソース、ナッツ、ジャム、クリーム、アイスクリーム、フルーツなどをモリモリにデコレーションができます。中には、人気のベーコンフレーク、またビネガーソースやスリラチャソース(ホットソース)などという、ロサンゼルスらしいチャレンジ精神のあふれるカスタマイズメニューも存在し、新しい味に味覚の許容範囲が広がること間違いなしです。

 

D.I.Yブリトー「フリーバーズ」

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最後は、ロサンゼルス市民のソウルフードと言ってもおかしくはないメキシコ料理代表、ブリトーのD.I.Yです。ロサンゼルスは南カリフォルニアに位置し、南米にとても近いためメキシコ人の移民がたくさん住んでいるため、メキシコ料理もたくさん。そしてタコス、エンチラーダ、そしてブリトーなど、あげればきりがないほどのメキシコ料理は、今日までロサンゼルス市民のお腹をハッピーにさせてきました。

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そして、ここ「フリーバーズ」は本場のメキシコ料理にアメリカンなテイストをフュージョンさせたブリトー専門店。特徴は、とにかく大きいブリトーのサイズ。トルティーヤの中に入れるトッピングの追加に良心的なお店で、ライス、豆、お肉、ソテーした野菜などをとことん詰めた完成品は、「モンスター」というサイズ名が付いたビッグブリトーです。まるで子犬でも握っているかのワイルドなボリュームにも関わらず実はとてもヘルシーで、その美味しさに満足すること間違いなし。

 

どんどん進化を遂げていくロサンゼルスのレストランシーン。
D.I.Yスタイルのレストランは、「Picky Eater(食事のえり好みする人)」にとって、まさにパラダイスと言っても過言ではないでしょう。もし海外でこのようなレストランに行く際には、ぜひ自分だけのオリジナル料理を試してみてくださいね!