オンライン英会話は「学ぶ」じゃなくて「使う」が正解!? 誰も教えてくれなかったオンライン英会話の正しいはじめ方

常識を覆した新たな時代の英会話のツール

オンライン英会話レッスン、
この言葉を聞いたことがある人はどのくらいいるでしょうか?

これまでの英会話といえば、「グループレッスン、かつ高額」という
常識を覆した新たな時代の英会話のツール、
それがオンライン英会話レッスンです。

僕自身、およそ4年前に英語学習を始めて以来、
もっとも英語を話す機会として活用してきたのがオンライン英会話レッスンだと思います。

しっかり使いこなせば必ず力になる、と断言できます。

ただ、国内だけで英語を身につけたい人、そして時間のない現代人に
こんなにも「もってこい」のツールですが、

自分のレベルで受講してレベルアップにつながるか自信がない、
今は英語が全然話せないのだけど、どのタイミングで始めていいかわからない、

という声を多く耳にします。

今日はこういったお声や不安にお応えすべく
記事をまとめました。

これからオンライン英会話レッスンを始めてみたい、
今はまだ悩んでいる、という方の
背中を後押しできれば、と思っています。

オンライン英会話レッスンとはなにか?

グループレッスン&高価格の英会話スクールの隆盛期を経て、今急速に伸びてきているのが、このオンライン英会話レッスンです。

主にフィリピンの講師が主流ですが、マンツーマンの英会話レッスンがこれまででは考えられない金額で受けられるのが最大の特徴です。

オンライン&低価格化、という現在のすべてのジャンルでの潮流を反映した
まさしく「旬」なサービスだと言えると思います。

フィリピンの人は訛っているが大丈夫か?というような声をオンライン英会話レッスンが始まった頃は心配の声としてよく聞かれたそうですが、
最近はそういった声はあまり聞かないような印象もあります。

フィリピンはアメリカ英語をベースに母語レベルで国民が英語を使いこなす国です。
さらにそこから選ばれ、仕事として英語を教える講師の方たちにそういった心配は無用だと思います。

オンライン英会話レッスンの考え方

セレン_オンライン英会話

英語が話せるようになる、英語が使えるようになるために、大事なことは「一人でできない部分」をどうカバーするか、なのだと思います。

まずはオンライン英会話レッスンは「英語を使う場」だと捉えるのがいいと思います。

「学ぶ場」でもありますが、むしろ「使う場」
自らがどんどんコミットして掘り下げていく場、と捉えたほうがいいと思います。

運動場のような好きなことがなんでもできる広い遊び場、僕はそんな風に考えてきました。

子供が遊びながら多くのことを学ぶように、
僕たちもきっとその大きな運動場の中で遊んだり転んだりしながらたくさんのことを学んでいくのだと思います。

好きな時に英語が使える場がある、
これほど英語を学ぶ人にとって強い味方はないと思います。

オンライン英会話レッスンは基本的にマンツーマンレッスンなので1対1のコミュニケーションです。

そのやりとりを通して教材だけでは学べない、
会話の肌触り、
人とのやりとりの面白さ、
伝わる楽しさ、また難しさ
そういうものを体感しながら成長できるという点は何物にも代え難いものがあると思います。

いつ始めるのがいいのか?

セレン_オンライン英会話

この質問に対しては僕は
「早ければ早い方がいい」
とお答えします。

なぜか?

端的に答えると

「英語を話すことの難しさを実感できるから、
また自分が成長していく過程も実感できるから。」

です。

僕は英語学習を始めてすぐにオンライン英会話レッスンの存在を知り、
すぐに始めました。

まったく何も話せない状態でした。

どうしてかというと、とにかく話したかったからです。
話せるようになりたかった。
英語を話すってどういうことなのか、どういう感覚なのか
右も左もわからないながらに、強く強く知りたいと思っていました。

時間もなく英会話スクールなんかに通えない、英語を使う機会なんてゼロ、そんな自分には選ばない手はなかったんです。

初めはとにかく緊張しました。
だって何も話せないから(笑)

聞かれてもわからない、言いたいことも言えない、
そういう状況で何の不安もなく楽しめる人なんていないと思います。

みんなみんな、初めは不安で不安でたまらない。
ビクビクしながらドキドキしながらレッスンの開始を待つんです。

緊張して、自分に言い訳をしてキャンセルしたくなる気持ちを抑えて受講していた初期の頃を今でもよく覚えています。

始める時期に関しては早いうちに始めておいてよかった、という強い実感があります。

もっとも良かったと思える点はバランスを失わずに学習する感覚を得れたことだと思います。

英語をツールとして使う感覚、思いを伝える感覚、
この日本語どう言えばいいんだろう、という疑問、
受け身ではなく能動的に英語を学ぶ姿勢、

これら全て、オンライン英会話レッスンを学習の初期から
取り入れていたことのメリットだと実感しています。

週一回、といった頻度ではなくほぼ毎日受けられたからこそ得られた皮膚感覚だと思います。

話すって難しいんですよね、何にも言えない自分に日々落ち込んだり、情けなくなったりして。

でも、その悔しさを通して日々の成長を実感できたことは僕の経験の中でも非常に大きなウェイトを占めています。

ただ、やみくもに早いうちから始めればいいというものでもないのが現状です。
大人の英語学習は計画、戦略が全てと言っていいくらい、目標を見据えて正しい道を進んでいくのが大切です。

英語なんて何にもしゃべれない、そういう状態の人がレッスンを無計画にひたすら受けていれば突然話せるようになる、
英語の上達は実はそういうものではありません。

ここからは

「よしオンライン英会話レッスン始めるぞ」

という人がどういう準備を、またどう日々のレッスンを受けていけば効果的にレベルアップできるのか、具体的に自分の経験を交えてお話したいと思います。

効果的にレベルアップするための準備とレッスンの受け方

その1:自己紹介をマスターしよう

自己紹介って日本語でも準備してないとしどろもどろなんです。
今いきなり30秒で日本語でいいので自己紹介してください、
と頼まれてできる人とできない人の差は、
言語能力ではないはずです。

準備しているかどうか

これだけなんです。

オンライン英会話レッスンに限らず英語を使って誰かと話す、
その一番最初に来るのが自己紹介です。

出会いの数だけ自己紹介の数があります。

でも、意外とここを準備せずに始めてしまう人が多いんです。
そして、いざ英語で自己紹介、という場面になってしどろもどろになってしまって
ああ、やっぱり英語って難しい…と思ってしまう。

英語が難しいかどうかと自己紹介ができるかどうかは別問題、
つまり、準備さえしておけばいいんです。

生まれた場所や経歴は今後変わることのない過去の事実です。
また現在の仕事も変わらない限り、自己紹介の文章はずっと同じなんです。

英語を話すのに大事なことの一つは

「言い慣れた文章をいくつ持っているか」

です。

そしてこれにぴったりなのが自己紹介なんです。

ここさえまず固めておけば英語での会話の滑り出しが非常にスムーズに
なってきますし、精神的な負担がとっても軽くなります。

面倒に思わずに、一度じっくり準備をしてみましょう。

また聞かれることや伝える情報が限られているのも自己紹介の大きな特徴、
つまり独創的な表現やイマジネーションにあふれた文章など求められてはいないのです。

オンライン英会話レッスンで自己紹介に盛り込むべき情報。
自分の経験も混じえて必要だと思うことをあげると、

  1. 名前、年齢
  2. 仕事
  3. 趣味
  4. 英語学習の目的

レッスンで、ということに絞るとこうなると思います。

セレン_オンライン英会話

名前、年齢

Nice to meet you.
My name is Cellen,  35 years old.

Just call me Cellen.

「はじめまして。私の名前はセレンで、35歳です。『セレン』と呼んでください」

ここはこれでオッケーです。

"My name is" は日常では言わないとか、そういう情報は後回しで大丈夫です。
実際、カジュアルな場では握手しながら名前だけ言うケースが多いです。
言ったとしても

"I’m 〜."

が多いですが、別に "My name is" が決して間違えているわけではありません。

英語を身につけていく上で大事なことはまずこれは言える、という「一つめ」を確実に身につけることです。

年齢を言うのは、その情報からいろいろ始まる会話もあるためです。
通常の会話や、ビジネスなどではもちろん年齢を言うことなどほぼ皆無ですが、
レッスンでいうと同い年で話が弾んだり、年代が近くて共通の話題が見つかる、というようなこともあるので
伝えておいたほうがスムーズになっていきます。

仕事

ここはやはり大事な箇所です。
そして意外と難しいのがここなんです。

「市役所で働いています。」

と言いたくて、はたと、あれ市役所ってなんだっけ、となってしまう。

これを実際の会話の中でやってると
話せない上に単語が思いつかなくてフリーズ状態になってしまうんです。

それを避けるための準備として自己紹介の準備は大事なんです。

英語での自己紹介は少し日本式とは違う部分があって、社名などは後回しです。

つまり、「どこで働いているか」よりも、「あなた自身が何者なのか」を先に伝える必要があるのです。

ABC社でエンジニアをしている人なら

I’m an engineer, working for ABC company.

「ABC社で働いてるエンジニアです」

となります。

具体的な例をいくつか挙げておくと

I’m a college student.

「私は大学生です」

I’m a high school student.

「私は高校生です」

I’m an office worker.

「私は会社員です」
※サラリーマンとは言わないので注意

I’m a shop clerk.

「私はお店で店員をしています」

I’m a mother of two children.

「私は二人の子供がいる主婦です」

英語で主婦、というのは "housewife" や "homemaker" と言ったりもしますが
「二児の母です」とサラッというくらいで個人的にはいいと思います。

こういう簡単に大枠で自分がなにをしているのかざっくり伝えた後少し具体的に説明していく、というのが仕事に関しての自己紹介の流れになってきます。

そこから先は一度日本語で書いてみて、それを何て言うか調べておいて準備するのがベストだと思います。

仕事となると専門的な分野も多く、難しい単語なども出てきますが
必ず使うものなので無駄にはなりませんので、安心して準備してほしいと思います。

趣味

この趣味、についてもサラッと自己紹介に織り交ぜておくと
話がスムーズに進んでいきます。

"My hobby is 〜 "

という始め方より

個人的には

"I enjoy 〜" のほうが自然で英語の感覚をつかみやすい表現だと思います。

I enjoy reading books.

「私は読書が好きです」

I enjoy hanging out with my friends.

「友達と遊ぶ(出かける)のが好きです」
※ ここで言う「遊ぶ」は play ではないので注意

I enjoy watching movies.

「映画を見るのが好きです」

こういう場面でも特殊な趣味なんかを持っている人ほどどういっていいかわからず詰まってしまうことが多いです。

そこも準備しておくだけで、会話の中の盛り上がるポイントになるところなので、しっかり準備しておくといいと思います。

英語学習の目的

これはレッスンでは特に聞かれないとは思うのですが、
英語を学んでいく段階において、自分自身に言い聞かせる意味でも僕は非常に大事だと思っています。

自己紹介の最後にさらっと付け加えておくと効果的です。

Why do you study English?

「どうして英語の勉強しているのですか?」

Why do you want to be able to speak English?

「どうして英語が話せるようになりたいのですか?」

これらの問いに答えられないまま英語学習を続けるのは目標を見失ってしまうことになりますし、また僕自身が多くの英語を学ぶ人がこの問いに答えられない、という状況を目の当たりにしてきました。

英語を勉強している、英語が話せるようになりたい、
そう思ってレッスンを受けている人がこの問いに答えられない、というのは
質問をした人からすると気楽に聞いたつもりなのに、相手がしどろもどろになってしまって、逆にポカーンとさせてしまうことなりかねません。

僕が実際に使っていた(使っている)表現をいくつか挙げると

Because I want to broaden my world.

「自分の世界を広げたいからです」

Because I want to be able to communicate with people from all over the world.

「世界中の人とコミュニケーションが取れるようになりたいからです」

"I want to be able to 〜"
〜できるようになりたい、

この表現はよく使う表現なのでこの自己紹介の文章で慣れてしまうといいと思います。

Because I want to be able to enjoy movies in English without Japanese subtitles.

「日本語字幕なしで映画が英語で楽しめるようになりたいからです」

徐々に慣れてくると言える文章が長くなってより細かな説明ができるようになってきます。

Because I want to get information in English so that I can get with the times.

「時代に遅れないように情報を英語で得るためです」

などなど、様々な表現があります。

自己紹介でもありますが、自身の英語学習の目標をはっきりさせるという目的もあります。
またサラッとこれを伝えられることは、英語学習に対する姿勢も見せられるいい機会になります。
実際に自己紹介の場面に遭遇する前に一度整理しておくことをオススメします。

その2、レッスンでよく使う表現使われる表現を押さえておく

これもやはり大事で知っておいてからレッスンを始めるのと
知らずに始めるのでは大きく状況が変わってきます。

そしてレッスンの中で聞かれることというのは比較的
限られてきます。
そのスタンダードなものを押さえておいて、
レッスンを楽しめるようにまずはなりたいところです。

まずはよく使われる表現から。

Could you introduce yourself?

「自己紹介してくれますか?」

So tell me about yourself.

「あなたのことを教えてください」

この二つは知っておきたいです。

ほかにも

What would you like to do for the lesson today?

「今日のレッスンはなにをしたいですか?」

Do you have any questions?

「なにか質問はありますか?」

などなど、聞かれること、というのは比較的シンプルなものが多いです。

僕がむしろ大事だと思うのは
聞かれることより、よく使う表現の方です。

言えないとどうにもならないケースが多く、
頭をひねって考えても出てくるようなものではないからです。

レッスンで頻出する「言いたいこと」の表現をまとめておきます。

What’s it like?

「それどんな感じ?」

これ意外と知らないと聞けないんですよね。
人に変えると

What’s he like?

「彼ってどんな感じ?」

となってこれまた非常によく使います。

What’s the difference between A and B?

「AとBの違いはなんですか?」

Could you tell me what it is?

「それがなにか教えてくれますか?」

What did you just say?

「今なんて言いましたか?」

Could you go over it again?

「もう一度説明してもらえませんか?」

Could you explain why the answer is like that?

「どうしてそういう答えになるか教えてくれますか?」

What should I do with this?

「これに関してどうすればいいですか?」

記事を使ってのレッスンなどで記事を見せられて、「で、こっちはなにをすればいいの?」というときに使えます。

I have no idea what to do.

「どうすればいいかわかりません」

This is quote title

「表現するのが(言葉にするのが)難しいです…」

How do you spell it?

「どんなスペルですか?」

How do you pronounce it?

「どう発音するんですか?」

I can’t think of a good answer.

「いい答えが思いつきません…」

Could you type that word into the chat box?

「チャットボックスにその言葉タイプしてくれますか?」

この辺りの表現をしっかり言えるように
準備しておくとオンライン英会話レッスンはかなり
スムーズに進むはずです。

いきなり全部覚えようとしなくていいので、
言えない表現にぶち当たったら、
またこの記事に戻ってきてください。

その3、レッスンを受けるにあたって大事な事

この記事の中で
『オンライン英会話レッスンの受け方』
という点に関していうと一番大事なことがここです。

先に書いたように、ひたすら無計画にレッスンを受け続けても英語は上達しません。

マインドやメンタルは強くなって、度胸はついていくのは間違いないです。

ただ、相手の言っていることが理解できるようになる、
そして言いたいことが伝えられるようになる、

この大きな2つの目標を達成するためには
押さえておくべきことがあるのも事実です。

そしてこの二つの対処法として明確な方法があります。

相手の言っていることが理解できるようになるために
もっとも大事なこと、

それは

わからなければ聞き返す、

これに尽きます。

レッスンの中ではなにを何度聞いても構いません。
日常ではうっとしがられることもとことん聞けるのが
オンライン英会話レッスンの強みです。

こんなこと聞いたら迷惑かな?
こんなこともわからないなんて思われたくない、

そんな気持ちは捨て去ってください。

わからないことをわからないと言える姿勢以上に
英語を始めたばかりの人に大事なことはありません。

わからないこと、をわからない、と意思表示しないかぎり
そこは自分もわからないままです。

むしろわからないことが出てきたらラッキー、
そう思って間違いないです。

  • 今なんて言ったかわからない
  • なんでそんな答えになるかわからない
  • スペルがわからない
  • そんな単語知らない
  • どう発音していいかわからない

これら全て上の項目でどう英語で言うかカバーしています。
ここぞとばかりに使って欲しいと思います。

相手の言ってることがわかるようになる過程、
の一番最初にくるのが

「何がわからないか」

なんです。

会話の中で出てきた「わからない」は宝物です。

わかったふりをしてしまう気持ちも非常によくわかります。
僕ら日本人が非常に優れている「空気を読む」という敏感な感覚が
無意識にそうさせてしまうんですね。

なので聞き返す力、というのも意識的に育てることが必要じゃないかと思います。

レッスンの中でわからないことが出てきたら
どんどん、そしてとことん聞く。

自分の中に僕自身そういうルールを作っていました。

セレン_オンライン英会話

そしてもう一つ大事なことがそれを残しておく、ということです。

オンライン英会話スクールによってはレッスンレポート機能などがあり、
出てきた単語などをまとめてくれる機能があったりしますので、
それを活用すると良いと思います。

それプラス、自分用のメモ帳を用意しておくといいと思います。
教えてもらったこと、今日知ったことなどをメモしておくのです。

この書き記す、という行為が非常に大きな役目をもってきます。
日常会話などではなかなかメモなんか取れないですよね。

ここもオンライン英会話レッスンのメリットを最大限に利用しましょう。

Let me write down that word.

「その単語ちょっとメモさせて」

Let me write down what I learned just now.

「今学んだことをメモさせて」

この二つのフレーズ、僕自身何度使ってきたことかわかりません。
そうやって教材では学べないインタラクティブな学びのチャンスを
最大限、自身の「経験」に変えていくのです。

強く記憶に残るので大きな学びになります。

言いたいことが伝えられるようになる
これに必要なことは明確です。

言えなかったことをメモしておく

レッスンを最大限活用し、
最短で言いたいことが言えるようになるためには
是非実行してほしいと思います。

逆に言うと、これをしない限り、
言えないことは言えないまま、なんです。

英語圏に住んでいる人や生活の中でずっと英語を使う人
というのは英語を使う機会が膨大にあるわけです。

英語を使う機会が膨大にあれば、当然言えないことにも
どんどんぶち当たります。

その機会が大量にあるので自分の言いたいことが
徐々に言えるようになっていくんですね。

圧倒的な機会の多さ、というメリットがあるわけです。

ただ、そういう人でも言えなかったことをほったらかしに
している人というのはほとんど英語力としては伸びていない
ことが多いのも事実です。

つまり、伸びるか伸びないかは

言えなかったことをはっきりと残し、
それを言えるように処理するかどうか

このプロセスを経ているかが鍵になってくる、
ということです。

1日25分のレッスンという機会をしっかりスピーキング力の成長につなげるためには
やはりそこは無作為にやるのではなく、自分が言えなかったこと、を
明確に残しておく必要があるんです。

メモなんかしなくてもいいじゃない、と思われる方もいるかと思いますが
メモしないとほとんどの確率で忘れてしまうんです。

なんか言いたいけど言えなかったことあったような…はて?
という感じで。

会話中は夢中なので、いちいち覚えてないんです。
言えなかったことがある、というネガティブな気持ちだけを残して
大事なそのフレーズ自体は記憶から消えてしまうんですね。

なので、しっかりメモを取っておくことが大事なんです。

これ、さっきの相手の言ってることがわかるようになる、
というところでも言ったこととほぼ同じですよね。

メモを取る、

これ非常に大事なんです。

メモとペンを用意してレッスンに挑む。
簡単なことなんですがこれをしているのとしていないのでは
大きな差がついてきます。

言えなかったフレーズは当然日本語で頭の中に浮かぶので
日本語のまま、メモを取りましょう。

この時も先ほどのように

Let me write down what I couldn’t say in English.

「英語で言えなかったこと、メモさせて」

一言添えるだけでしっかりメモを取る時間を確保できます。

生徒がメモを取っている、ということがわかると
自然と講師の方も丁寧に説明してくれるようになります。

この辺は人間の心理でしょうね、興味深いです。

こういったいろんな観点から言っても
メモとペンを用意してレッスンを受ける、
これを僕は強くオススメしたいです。

セレン_オンライン英会話

レッスンが終わったら、言えなかったことを見返してみましょう。

今なら言える、や
これはさすがに言えないなあというものまで
たくさんあると思いますが、
それら全て宝物です。

自分の中からでてきた言えなかったこと、
というのは自分が言おうとしたこと、なんです。

それは時と場所を変えて必ずまた出てきます。

いつか必ず同じことを言おうとする自分に出会うはずです。

それほどに人というのはある特定の表現の範囲の中で
言語活動を行っているものです。

母語ですら、ほぼ決まりきった表現を駆使し
日常生活を送っているはずです。

見返したメモを、必ず次までに言えるようにしておきましょう。

そのプロセスが、まさに英語の力が伸びている瞬間なのです。

できなかったことができるようになる、その確かな瞬間を
日々しっかり手にしてほしいと思います。

以上、今日の記事に書いたことをしっかり踏まえて
レッスンに臨めば、確かに英語の力はついていくと断言できます。

日々のレッスンを無駄にしないため、
そしてレッスンをレッスンで終わらせず、
広く学びそして英語を楽しむ場にできるようになるため、
成長を楽しんでほしいと思います。

僕自身の約4年間のオンライン英会話レッスンの受講経験から言うと

「できない」を楽しむ、
そして「できるようになる」をもっと楽しむ。

これがポイントではないかと思います。

みなさんのこれからの日々のレッスンに、
そしてオンライン英会話レッスン始めてみようかなあ、という方の
後押しになれば、と思っています。

ぜひ、みなさんの生活にも取り入れてみてください!

セレン

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