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英語が出来れば世界が活躍の場に!このセレブも?!ハリウッドで活躍する英語を第二言語としているスターたち

英語が出来れば世界が活躍の場に!このセレブも?!ハリウッドで活躍する英語を第二言語としているスターたち

2月22日に行われた第87回アカデミー賞授賞式。1927年から続いている伝統的な式典は映画界で一番注目を浴び、盛り上がる授賞式といっても過言ではありません。話題作ばかりがノミネートに並ぶのはもちろん、数々の有名俳優が誰を連れて会場に現れるのか、レッドカーペットでのファッションチェックなど実際の授賞式以外にも見所はたくさんあります。

昨年2014年の会場では、司会者のエレン・デジェネレスが『ハンガーゲーム』のジェニファー・ローレンスやアカデミー賞ノミネート最多を誇る大女優のメリル・ストリープなどと一緒にSelfie (自撮り) をしたり、式の最中にデリバリーピザを頼み会場のスターたちへ配ったりと、普段見ることの出来ないハリウッドスターたちの様子も見ることができました。
そんな一年に一回大盛り上がりをみせるアカデミー賞授賞式ですが、英語を母国語としない国を出身とする監督や俳優の活躍も年々目立ってきているのはお気づきでしたでしょうか。

例えば、今年2015年では見事作品賞を受賞した『バードマン』の監督アレハンドロ・ゴンザレス・イ二ャイトゥはメキシコ出身ですし、『サンドラの週末』で主演女優賞にノミネートされたマリオン・コティヤールはフランス出身です。

みなさん想像できるかと思いますが、アメリカンドリームを目指しハリウッドへ世界中からたくさんの人が集まります。でも、彼らのように活躍できるのはほんの一握りの人たちだけ。才能はもちろんですが、言葉の壁もあるため、挑戦するのにはかなり勇気のいることです。でも、逆を考えてみると英語が話せることにより活躍の場が世界に広がるということでもあるんですよね。

そこで、今回はハリウッドで活躍する英語を母国語としないハリウッドスターたちをまとめてみます。英語を話しているインタビュー動画を載せるので、彼らの英語もぜひ聞いてみてください。出身国独特のアクセントを聞くことができますよ。

 

英語を母国語としないハリウッドスター

ペネロペ・クルス (スペイン)

(The Counselor: Penelope Cruz Official Movie Interview)

2006年の「ボルベール〈帰郷〉」でスペイン人女優としてはじめてアカデミー主演女優賞にノミネートをされたペネロペ・クルス。ハリウッド映画ではジョニー・デップと共演の「ブロウ」、トム・クルーズと出演をした「バニラ・スカイ」、「サハラ 死の砂漠を脱出せよ」ではマシュー・マコノヒーとタッグを組んでおり、たくさんの大作に出演をしてきました。ニューヨークに留学をしていたこともあり英語も流暢ですが、なんとフランス語とイタリア語も話せるマルチリンガル。この美貌で才女だなんて完璧過ぎます!

アーノルド・シュワルツネッガー (オーストリア)

(Arnold Schwarzenegger Crushes Things with Tanks)

ターミネーターでお馴染みのアーノルド・シュワルツェネッガーごとシュワちゃん。日本でも幅広い世代に知られるハリウッド俳優の一人ですね。最近では映画での活躍より、離婚スキャンダルやイケメンな息子がいたこと、そしてカリフォルニア州の知事を7年も務めていたことのほうが記憶に新しいかと思います。実はそんなトップスターもアメリカ出身ではなく、オーストリア出身なんですよね。英語もわからないままボディビルダーとして有名になるためにロサンゼルスへ移住してから、見事に夢を叶えた成功者でもあります。

ソフィア・ベルガラ (コロンビア)

(Sofia Vergara is a CoverGirl (Even Though She Can't Say It)

エミー賞も受賞している大ヒットコメディシリーズの「モダン・ファミリー」に出演し、大スターとなったソフィア・ベルガラ。実際の彼女の生い立ちと同じように、役柄もコロンビアから移民してきたパワフルでセクシーな役なのですが、彼女のスペイン語訛りの英語はドラマの中でもネタにされています。てっきり、役のためにわざと訛りの強い英語を使っていたのかと思っていたのですが、実際も同じような話し方をするため、この動画のエレンの部屋でも、Girlの発音ができないことを話題にされています。全く気にする様子を見せないソフィア。そんなパワフルなキャラが人気の理由でもあります。

マッツ・ミケルセン (デンマーク)

(Mads Mikkelsen Interview on Valhalla Rising)

デンマークを代表する女性監督のスザンネ・ビアと組んでデンマーク映画に多数出演をしてきていたのですが(2006年のアカデミー外国語賞にノミネートされていたアフター・ウェディングは傑作)、2004年の「キング・アーサー」でハリウッド進出。世界に名を知られるようになったのは2006年の「007 カジノ・ロワイヤル」ですね。今ではアメリカの大手ネットワークNBCで放送されている「ハンニバル」では、主役のハンニバル・レクターを演じています。映画「羊たちの沈黙」でのハンニバルを演じたのは名優のアンソニー・ホプキンスですが、TVシリーズをまさかデンマーク人俳優が演じるとは誰も想像出来なかったのではないでしょうか

アレクサンダー・スカルスガルド (スウェーデン)

(Alexander Skarsgard Is Cool With Being Naked)

ハリウッドでも活躍をするスウェーデンを代表する俳優の一人であるステラン・スカルスガルドを父に持つアレクサンダー・スカルスガルド。レディー・ガガのパパラッチのミュージックビデオに出演していたことは覚えていますか?世界中で有名になったきっかけはそのあとの2008年から2013年まで出演をしていたドラマシリーズの「トゥルーブラッド」ですね。セクシーなヴァンパイア役で世界中の女子を虜にしてしまいました。こちらの動画の中では、ヴァンパイアという役柄上、白い肌を保たなくてはいけないという話題から彼がスウェーデン出身ということを話していますが、アメリカ人が持っているスウェーデンのイメージ「北極熊とヌードの人が歩いている」というネタを笑いにしていますね。

オドレイ・トトゥ (フランス)

(Audrey Tautou - First U.S. interview)

2001年のフランス映画「アメリ」で大ブレイクしてから彼女のかわいさに世界中の人が夢中になりました。そして、2006年の「ダ・ヴィンチ・コード」ではトム・ハンクスと共演しはじめてのハリウッド大作への出演。英語も披露していましたね。こちらの動画は2001年のロサンゼルスでインタビューされた時のものになりますが、そこまでまだ英語は得意ではないのがわかります。それから5年でハリウッド大作に出演するまでになるとはお見事です!

 

ハリウッドスターから学べることは英語のアクセントは気にしなくてもよいということ

今回ご紹介した「英語を母国語としないハリウッドスターたち」に共通することは、英語のアクセントを気にすることなく自信を持って話しているということ

英会話を始めたばかりの時はどうしても発音ばかりを気にしてしまい、肝心の会話を楽しめない人がたくさんいます。小さな頃から英語に触れていない限り、母国語のイントネーションがついてしまうのは仕方のないこと。

それでも、実はそこまで周りの人は気にしていません。英語の発音よりも大事なのは英語で何を話すかということ。ですから、日本語訛りは気にしないで、積極的に会話の練習をし英語力に自信をつけてくださいね。