まっつん
(更新)
まっつんです。
キルギスで人生初のパーマをかけてからまもなく半年です。
※キルギスでパーマをかけた際の記事はこちら
あれ以来髪を切っていないのでだいぶ伸びましたね。
知り合いから「汚い」「誰だかわからない」と言ったクレームが
相次いだため髪を切ることにしました。
どうしようかなーと考えていたところ、
世界各地でヘアカットしながら旅をしている方が近くにいるとの情報が。
おおお、これはちょうどいい。
ということで早速連絡を取り、絶景で有名なボリビアのウユニ塩湖にて、
旅する美容師の桑原淳さんにお会いしてきました。
2014年4月より世界各国を旅しながら各地で髪をカットしています。
ブログのタイトルにもしていますが、1000人の髪を切るのが目標です。
ちなみにカットした人数ですが570人ですね(※取材当日2月26日現在)
カットした方の国籍も50ヶ国を超えました。
最初にまず韓国へ、その後は東南アジア、ネパール、インドと行き、その後諸事情で日本に一時帰国しました。その後は再度東南アジアへ渡り、イギリス、ドイツ、スペインなどのヨーロッパ諸国とアフリカのモロッコを経て、現在南米のボリビアにいます。
今後のルートは検討中なのですが、このまま南米大陸を北上して行こうかなと考えています。毎回そこまで行き先をしっかり決めているわけではないので、直前までどうなるかわからないですけどね(笑)
決してそんなことはないんですけどね(笑)あくまで目安ということで。
旅をするにあたってブログを始めることにしたのですが、タイトルに数字を入れようと思っていて。あるとき同期の女の子に「100人カットの旅にしようと思うんだけどどう?」って相談したんですけど「100人じゃ少ないでしょ!」って怒られまして。
500人くらいかなとも思ったんですが、中途半端だったのでどうせなら区切りのいい数ということで1000人にしました。今は500人を超えたところですが何とか1000人は達成したいですね。
もちろんいいですよ。基本的にいつでもどこでも誰でも歓迎です。
なんなら近くにいる知り合いを紹介してほしいくらいなので。あとで切りましょう!
料金は基本的におまかせにしてます。松本さん次第ということで!
ちなみにですがお金でなくても大丈夫です。人によってはご飯やフルーツだったり、あとは僕の大好きなビールだったり(笑)なのでお任せします。
正直選ぶのが難しいのですが、一人選ぶとするとカンボジアで出会った方ですね。
知り合いの紹介で孤児院を訪れる機会があったのですが、そこでとある男の子の髪を切らせてもらいました。彼は地雷で足をなくしてしまった中学生くらいの少年なのですが、将来の夢を聞いたところ、「医者になっていろんな人を助けたい」と話してくれました。
学校の勉強もものすごく頑張っているみたいで、英語もとても上手でした。
彼のした経験はあまりにも壮絶で、今の自分にはわかってあげることは難しいかもしれないけど、医者になるという夢は心から応援したいと思いましたね。非常に良い刺激を受けました。
基本的には現地でカット募集のお知らせをダンボールに書いてます。
最初の一人を何とか見つけて、カットしている横にそれを置いておく感じですね。
ロンドンやパリなどの大都市は法律等で路上でのカットが出来ないみたいですが。
あとはブログやfacebook、Instagramなどネット経由でカットの依頼が来るパターンですね。
インスタグラムは外国の方からの連絡も多かったりします。
条件が違うので比較が難しいところですが、日本の環境はどこの国と比較してもキツいと思います。
世界各国の美容師と話したり、実際にイギリスのとある美容院で働かせてもらったのですが、その経験を通して改めて感じました。
好きじゃないと続かないし、好きでも続かない。
日本で働いていた目線でいろんな国を見てゆるいと感じてしまうのですが、それが世界から見たら普通なのかなと。正直美容師という仕事の性質上難しいところもありますし、どこの業界にも少なからずあることだとは思いますけどね。
やりたいこともあるので、日本に戻ったら自分のお店をやろうと思っています。
外国人向けのお店をやりたいですね。
日本には困っている外国人の方がたくさんいます。
旅に出て改めて思いましたが、言葉の問題もありますが、
髪質が違うので海外で髪を切ってもらうのっていろいろと難しいんですよね。
日本に住んでいる友達も自分で髪を染めたり、自分で切ったりと。
きっとそういう方って多いと思います。
今も外国人向けのサロンだったり、外国人の方が働いている美容院はあったりしますが、数は少ないのが現状ですし。
あとは「お酒」「英語」このあたりをキーワードにやりたいですね。
ビールが飲める美容室だったり、英会話教室が併設されている美容室だったり。
帰国してからになりますが、2016年ないし、東京オリンピックの3年前にあたる2017年までには始めようと思います。
勉強を始めたきっかけですが、友達でイギリス人の女の子がいて、
その子とコミュニケーションを取るために勉強を始めた感じですね。
「be動詞って何だっけ?」っていうところからだったので大変でしたね(笑)
英語のテストは赤点ばかり取ってました。
「会いたい」というのを英語で伝えられない状況からのスタートでした。
後にその子とは付き合うことになったのですが、話すときやメールをする時は基本的に英語だったので飛躍的に英語力が上がりました。これがファーストステップでしたね。
その後は単語力や語彙力を上げたくて、スマートフォンのアプリで勉強をしてました。
たぶん無料アプリは40個くらいダウンロードしましたね。面白くて続きそうなやつだけずっとやっていました。
だいぶ基礎的な力は付いた気がするのですが、彼女以外と話すとわからないことが多くて。
いろいろな表現を身に付けたくてフィリピンへ語学留学をしました。
それからは旅先で英語を使ってブラッシュアップしている感じですね。
勉強法は多数あるし、皆さんレベルも違うと思いますし、人によって合う合わないはもちろんあるので、いろいろと試すのがいいのではないでしょうか。全てを鵜呑みにする必要はないと思いますし。
僕自身はフォニックスを使って発音の勉強に力を入れてました。
会話をしていて伝わらないことが何度かありましてそれ以来ですね。
勉強こそしてますが、英語も「ツール」にしか過ぎないと思うので、適切な形で伝わってコミュニケーションが取れれば何でもいいと思います。
勉強のフェーズにもよりますが、話す相手を見つけて、
間違ってもいいからとにかく話すことが大事ではないでしょうか。
旅はもうしばらく続ける予定です。
今後のルートとしては南米を北上してとりあえずアメリカまで行こうかなと考えています。
予定なのでどうなるかわからないですが(笑)
一度オーストラリアあたりで働くことも考えていますが、日本でやるお店を見据えて、いろいろと準備を進めていきたいと思います。
あと目標の1000人カットはなんとしても達成したいところなので、近くにいる方はぜひご連絡ください!基本的にいつでもどこでもカットします。
ウユニ塩湖で髪を切ってもらいました
インタビュー後冒頭で話をしたとおり髪を切ってもらいました。
さすがウユニ塩湖。何をやっても絵になりますね。
しかし、風が強かったのと切った髪の毛の処理が難しかったため、
カットは前髪のみにとどめ、残りは街に戻った後に切ってもらうことに。
※切った髪の毛は塩湖に残さずに全て持ち帰りました。
桑原さんありがとうございました。
だいぶいい感じになりました。
ウユニの街には1週間ほど滞在しましたが、いつ何時行こうと、
行く度に風景が変わる不思議な空間に魅了されました。
多くのテレビ番組やCMで取り上げられ、ここ数年で急激に知名度を上げたウユニ塩湖。あまりにも有名なため、逆に行きたくなくなる気持ちもありましたが、振り返ってみると心から来てよかったと思いました。
ウユニ塩湖は南米のボリビアにあり、日本からですと24時間以上かかる大変遠い場所にありますが、機会があれば皆さまぜひ行ってみてください。
そして長時間お付き合いいただきました桑原さん、本当にありがとうございました。
まだまだカットさせてくれる方を募集しているとのことですので、
海外にお住みの方や旅行中で近くにいらっしゃる方はぜひ。
facebookやInstagram、Twitter、ブログからご連絡くださいとのことです。
桑原さんの近況も各SNSより確認できます。
日本にお店をオープンされた際にはぜひまた桑原さんに髪を切ってもらいたいですね!